「共通」ボタンを押したツールボックス
ツールボックスの「編集」タブを選択し、「共通」ボタンをクリックすると表示されます。
線形状およびポリゴンメッシュを選択、編集するためのツール(機能)が、「編集」「立体化」「その他」「プラグイン」の4つのグループに分かれて収録されています。
●「編集」グループ
- 「一点に収束」
- 選択している線形状やコントロールポイントを平均する1点に移動させます。
- 「コントロールポイントを追加」
- 形状編集モードで線形状に交差するようにドラッグすると、交差した位置に新しくコントロールポイントを追加します。
- 「削除」
- 選択している形状またはコントロールポイントを削除します。
●「立体化」グループ
形状を立体化させるためのツールが収録されています。選択して、図形ウインドウ上で操作を行うことで、平面形状を立体形状にすることができます。
- 「掃引体」
- 図形ウインドウ上で、形状を掃引する方向と距離をドラッグして、掃引体を作成します。掃引体を作成できる形状は、線形状または円です。
- 「回転体」
- 図形ウインドウ上で、形状を回転させる軸をドラッグして、回転体を作成します。回転体を作成できる形状は、線形状または円です。
- 「復帰」
- 掃引体、回転体の状態を取り消し、元の形状に戻します。
●「その他」グループ
- 「ブール演算」
- 2つの形状をブール演算して互いを融合したり、片方の
形状でくりぬいたりします。
ツールパラメータでブール演算の方法を指定できます。
参照ブール演算
- 「頂点整列」
- 選択した頂点、コントロールポイント、接線ハンドルをールパラメータで指定した位置に整列します。
- 「マグネット」
- 形状のドラッグしたポイントの周囲を滑らかに盛り上げます。
ツールパラメータで影響範囲等を設定することができます。 - 「ミラーリング」
- 選択している面や形状を任意の軸を中心に鏡面コピーします。
ツールパラメータでミラーリングの対称軸等を設定することができます。 - 「ケージ」
- ポリゴンメッシュのガイド形状を使用してオブジェクトを編集します。複雑なオブジェクトの全体あるいは部分的な変形もケージを使用することで容易で直感的に行えるようになります。
ツールパラメータでガイド形状や操作形状の設定等を行います。
参照 「ケージ」
- 「IK」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
ボールジョイントにのみ設定可能な機能で、開始のジョイントとなるrootと終了のジョイントとなるendを拘束します。
リグ構造が設定された状態で選択すると、ツールパラメータに設定のための項目が表示され、ルートやエンドの設定を行います。
IKを設定したジョイントのポーズ付けは「ジョイント」モードで行います。参照「IK」
- 「モーションエフェクト」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
ボールジョイントにのみ設定可能な機能で、指定のボールジョイントをルート形状のアニメーションでの移動に合わせて、ついていくように動かすことやその動きに対して、重力や風といったエフェクトを加えることができます。
各種設定はツールパラメータで行います。参照「モーションエフェクト」
- 「ウエイトペイント」
- スキンのウエイト値を図形ウインドウ上でグラフィカルに設定できます。
各種設定はツールパラメータで行います。参照 「ウエイトペイント」
- 「ラッピングメッシュ」
- 選択した形状すべてを包んだ1つの多様体ポリゴンメッシュを生成します。
参照「ラッピングメッシュ」
- 「ボクセル化メッシュ」
- 選択した形状すべてをボクセル化した1つの多様体ポリゴンメッシュを生成します。
参照「ボクセル化メッシュ」
●「プラグイン」グループ
- 「線形状の切断」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
形を保ったまま、線形状を切断します。
参照線形状の切断
- 「連結」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
形を保ったまま、線形状を連結します。
参照線形状の連結
- 「自動スムーズ」
- Professionalのみに搭載されている機能です。
自由曲面および線形状に対して、コントロールポイントの移動にあわせて、自動的に接線ハンドルの向きを調整して、滑らかな状態を維持する機能です。
参照自動スムーズ
- 「ラティス変形」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
形状を取り囲む立体格子形状(ラティス)を編集することで、間接的に形状を変形する機能です。参照ラティス変形
- 「ラインフィット」
- 線形状を任意の形状の表面に沿わせるように移動、変形します。
対象となる形状とフィットさせたい線形状を選択して「ラインフィット」を選択すると、「ラインフィット」ダイアログボックスが表示されます。 - 「メタ形状に変換」
- 任意のポリゴンメッシュまたは自由曲面(Professionalのみ)から、メタエレメントまたはメタメッシュを作成します。
対象となるポリゴンメッシュを選択して「メタ形状に変換」を選択すると、「メタポリゴンに変換」ダイアログボックスが表示されます。
対象となる自由曲面を選択して「メタ形状に変換」を選択すると、「メタバイキュービックサーフェスに変換」ダイアログボックスが表示されます。 - 「反転コピー一体化」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
自由曲面を反転コピーして、一体化する機能です。参照反転コピー一体化
- 「自由曲面変形:準備」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
形状を取り囲む自由曲面を編集することで、間接的に形状の変形を行う機能です。
参照自由曲面変形
- 「自由曲面変形:実行」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
形状を取り囲む自由曲面を編集することで、間接的に形状の変形を行う機能です。参照自由曲面変形
- 「ツイスト変形」
- ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
ねじり軸となる回転ジョイントを操作して、間接的に形状をねじる機能です。参照ツイスト変形