「ラッピングメッシュ」
1つ以上の選択された形状全体に対して穴の無いサーフェスで構成された、1つの多様体ポリゴンメッシュを生成します。
3Dプリントする際にエラーの起きにくい形状を作成することができます。
リンク形状を含め、全ての形状に使用することができます。
生成された形状には元の形状の表面材質設定、スキン情報などは反映されません。
Basic | Standard | Professional | Civil | Ultimate |
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O | O | O | O | O |
使用方法
形状を1つ以上選択して実行し、ラッピングメッシュを行います。
- メインメニューから:ツール>編集[共通]>「ラッピングメッシュ」を選択します。
- ツールボックスから:編集>共通>その他グループ>「ラッピングメッシュ」を選択します。
- ツールパラメータの「適用」をクリックするとラッピングメッシュが適用されます。
ツールパラメータ
- 「分割」テキストボックス
- 分割数を指定します。標準では64が指定されています。
- 分割数に制限はありませんが、数値が大きくなるほど計算時間とメモリを多く消費します。(数値が2049以上の場合は確認のダイアログが表示されます)
- 「元の形状を非表示にする」チェックボックス
- オンのとき、ラッピングメッシュ終了時に元の形状を非表示にします。
ラッピングメッシュ前
分割 64でラッピングメッシュ後
分割 128でラッピングメッシュ後(計算時間 分割64の約3倍)
分割 256でラッピングメッシュ後(計算時間 分割64の約6倍)
分割 512でラッピングメッシュ後(計算時間 分割64の約25倍)
分割 1024でラッピングメッシュ後(計算時間 分割64の約126倍)
注意計算時間はこの形状での計測結果であり、あくまで目安です。形状の種類などにより計算時間は変化します。
形状による計算時間の違い
オリジナル
分割 1024でラッピングメッシュ後(計算時間 上記少女フィギュアサンプルの約3倍)
オリジナル
分割 1024でラッピングメッシュ後(計算時間 上記少女フィギュアサンプルの約4倍)