Shade3D オンラインヘルプ [目次]

「作成」タブ

「作成」タブは、形状を作成するためのツール(機能)が、「形状」「立体化」「光源/カメラ」「移動/複製」「その他」「プラグイン」の6つのグループに分かれて収録されています。


(Professionalの場合)

●「形状」グループ

形状を作成するためのツールが収録されています。図形ウインドウ上でクリック、またはドラッグすることで形状を作成することができます。
それぞれ形状は、一部を除き、「一般」「自由曲面」「ポリゴンメッシュ」の3種類の形状タイプで作成可能です。形状タイプの切り替えは、上部の「一般」「自由曲面」「ポリゴン」ボタンで切り替えます。

参考 ツールのアイコンは、左から「一般」「自由曲面」「ポリゴン」の場合です。グレーのアイコン時は選択できません。

「閉じた線形状」
図形ウインドウ上でコントロールポイントを入力して閉じた線形状を作成します。クリックすると、コントロールポイントが作成されます。このとき、マウスボタンを離さずにドラッグすると、接線ハンドルが作成されます。
「開いた線形状」
「閉じた線形状」と同様の方法で、始点と終点を閉じない、開いた線形状を作成します。
「長方形」
図形ウインドウ上で、対角線の長さをドラッグして、長方形を作成します。作成された長方形は、閉じた線形状です。
「円」
図形ウインドウ上で、半径の長さをドラッグして、円を作成します。
「直方体」
図形ウインドウ上で、対角線の長さをドラッグした後、高さをドラッグして、直方体を作成します。
「球」
図形ウインドウ上で、半径の長さをドラッグして、球を作成します。
「四角錐」
図形ウインドウ上で、底面の対角線の長さをドラッグした後、高さをドラッグして、四角錐を作成します。
「円錐」
図形ウインドウ上で、底面の半径の長さをドラッグした後、高さをドラッグして、円錐を作成します。
「円柱」
図形ウインドウ上で、底面の半径の長さをドラッグした後、高さをドラッグして、円柱を作成します。
「カプセル」
図形ウインドウ上で、球の半径の長さをドラッグした後、カプセル形状の長さをドラッグして、カプセル形状を作成します。
「トーラス」
図形ウインドウ上で、半径の長さをドラッグして、トーラス形状を作成します。トーラス形状の太さは、ツールパラメータの「半径」で指定します。

参照ツールパラメータ

「空のポリゴン」
空のポリゴンメッシュを作成します。ボタンをクリックすると、空のポリゴンメッシュが作成され、ブラウザに表示されます。
「テキスト」
テキストを作成します。ツールパレットでパラメータを設定してテキストを作成します。

参照3Dテキスト

●「立体化」グループ

形状を立体化させるためのツールが収録されています。選択して、図形ウインドウ上で操作を行うことで、平面形状を立体形状にすることができます。

「掃引体」
図形ウインドウ上で、形状を掃引する方向と距離をドラッグして、掃引体を作成します。掃引体を作成できる形状は、線形状または円です。
「回転体」
図形ウインドウ上で、形状を回転させる軸をドラッグして、回転体を作成します。回転体を作成できる形状は、線形状または円です。
「復帰」
掃引体、回転体の状態を取り消し、元の形状に戻します。

●「光源/カメラ」グループ

光源およびカメラを作成するためのツールが収録されています。図形ウインドウ上をドラッグすることで光源およびカメラを作成することができます。

「点光源」
図形ウインドウ上で、作成する位置から明るさに相当する距離(光の届く距離)をドラッグして、点光源を作成します。
「スポットライト」
図形ウインドウ上で、作成する位置から照射方向に、明るさに相当する距離(光の届く距離)をドラッグして、スポットライトを作成します。
「平行光源」
図形ウインドウ上で、作成する位置から照射方向に、明るさに相当する距離(光の届く距離)をドラッグして、平行光源を作成します。
「配光」
Professionalのみに搭載されている機能です。
図形ウインドウ上で、明るさに相当する距離(光の届く距離)をドラッグすると、「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示され、IESデータファイルを読み込むことができます。
「環境光」
図形ウインドウ上で、明るさに相当する距離をドラッグして、環境光を作成します。
「線光源」
図形ウインドウ上をクリックまたはドラッグして線形状を作成して、線光源を作成します。
「面光源」
図形ウインドウ上で、面光源の対角線の長さをドラッグして、面光源を作成します。
XZ平面に作成した場合、光源の向きは上向きになります。下に向ける場合は、面光源を下向きに回転させるか、ブラウザの「面反転」チェックボックスで向きを反転させます。
「カメラ」
図形ウインドウ上で、視点から注視点に向かってドラッグして、カメラ形状を作成します。

●「移動/複製」グループ

形状を移動、複製(コピー)するためのツールが収録されています。ツールを選んで、図形ウインドウ上で操作を行うと、形状が移動、複製されます。
移動と複製は、上部の「移動」「複製」ボタンをクリックして切り替えます。元の形状を残さない(移動する)場合には「移動」ボタン、元の形状を残す(複製する)場合には「複製」ボタンをクリックしてからツールを選択します。

参考 ツールのアイコンは、左から「移動」「コピー」の場合です。グレーのアイコン時は選択できません。

「直線移動」
図形ウインドウ上で、移動する方向に移動距離分だけドラッグして、形状を直線移動させます。
「回転」
図形ウインドウ上で、回転の中心をクリックした後、回転の角度をドラッグして、形状を回転させます。中心を指定しない場合は、選択している形状の中心が、回転の中心になります。
「拡大縮小」
図形ウインドウ上で、拡大縮小の中心をクリックした後、中心以外から拡大縮小の方向と比率をドラッグして、形状を拡大縮小させます。中心を指定しない場合は、選択している形状の中心が、拡大縮小の中心になります。
「均等拡大縮小」
図形ウインドウ上で、拡大縮小の中心をクリックした後、中心以外から均等拡大縮小の比率をドラッグして、形状を均等拡大縮小させます。中心を指定しない場合は、選択している形状の中心が、拡大縮小の中心になります。
「せん断」
図形ウインドウ上で、せん断の中心をクリックした後、せん断の角度をドラッグして、形状をせん断変形します。中心を指定しない場合は、選択している形状の中心が、せん断変形の中心になります。
「数値入力」
数値入力によって形状を移動(変形)します。図形ウインドウ上で、移動(変形)の中心をクリックすると、「トランスフォーメーション」ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスに数値を入力して、形状を編集します。

参照「トランスフォーメーション」ダイアログボックス

「リンク」(複製のみ)
形状を直線移動してリンク形状を作成します。

参照Shade 13では、「直線移動」「回転」「拡大縮小」「均等拡大縮小」「せん断」「リンク」の操作時に、ドラッグ操作を行う図形ウインドウ上、およびツールパラメータに情報が表示されるようになりました。図形ウインドウで移動距離や回転の角度等の情報を確認しながら操作を行うことや、ドラッグ操作完了後にツールパラメータに数値入力することで微調整を行うことができます。

「ジョイント操作」ポップアップメニュー(移動のみ)
ジョイントやパートの操作に関するツールが収録されています。
「復帰」
パートに対して行われた移動の操作を取り消し、初期状態に戻します。
「変換を相殺」
選択している形状の上位パートに対して行われたツールの操作を初期状態に戻したのと同じ状態になるように、選択されている形状を移動(変形)します。
「パートの変換をリセット」
ブラウザ上で選択されているパートの変換情報をリセットします。
パートの変換情報は、パートを選択した状態で、「形状情報」ウインドウの「パート属性」から確認できます。
「すべてのパートの変換をリセット」
選択されているパートと、それより下位の階層のパートの変換情報をリセットします。
   

注意形状の特性上「パートの変換をリセット」および「すべてのパートの変換をリセット」はボーン対しては実行されません。

「ジョイントをリセット」
選択しているジョイントを元の状態にリセットします。
「すべてのジョイントをリセット」
選択されているジョイントと、それより下位の階層のジョイントをすべてリセットします。
「オフセット」
ボールジョイントまたはカメラ形状を移動します。
「ジョイント(1~9)」
インバースキネマティクスを適用する上位階層の回転ジョイントまたは直線ジョイントを選択します。ジョイントの名前を選択して、図形ウインドウで形状をドラッグすると、選択されたジョイントまでの階層が、ドラッグに連動します。

●「その他」グループ

「マスターサーフェス」
マスターサーフェスと呼ばれる、複数の異なる形状で共通して使用できる表面材質設定を作成します。
「イメージ」
シーンにイメージを読み込みます。読み込んだイメージは表面材質や背景、レンダリング設定のバックドロップとして使用できます。
「サウンド」
サウンドオブジェクトと呼ばれる、音源の位置情報となる形状を作成します。

参照詳細は「サウンド」を参照してください。

●「プラグイン」グループ

「DepthPlus 焦点形状」
Professionalのみに搭載されている機能です。
カメラの被写界深度を設定するプラグイン「DepthPlus」に関する設定を行います。

参照DepthPlus

「ヘアーサロン」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
ヘア(髪の毛)を表現するプラグイン「ヘアーサロン」の設定を行います。

参照ヘアーサロン

「ヘア生成」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
ヘアの情報を作成するためのパートが作成されます。
「ヘアテクスチャ生成」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
作成されたガイドヘアのテクスチャを設定します。
「ヘアの形状化」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
「ヘアーサロン」で作成されたガイドヘアを元に、ポリゴン形状を作成します。
「メタ形状」(レガシープラグイン)
メタエレメントとメタメッシュを作成します。
メタボール
図形ウインドウ上で、メタボールエレメントの中心から半径の長さ分をドラッグして、メタボールエレメントとメタメッシュを作成します。
メタキューブ
図形ウインドウ上で、メタキューブエレメントの面の対角線の長さをドラッグして、メタキューブエレメントとメタメッシュを作成します。
メタシリンダー
図形ウインドウ上で、メタシリンダーエレメントの長さをドラッグして、メタシリンダーエレメントとメタメッシュを作成します。
「パーティクルフィジックス」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
噴水や爆発、煙、炎、などの無機質な物体や、物理的な衝突判定を表現するプラグイン「パーティクルフィジックス」の設定を行います。
パーティクル発生源
パーティクルを発生させる発生源を作成します。図形ウインドウ上でドラッグすることによって、パーティクルを放出する円錐状のオブジェクトを配置できます。
物理オブジェクト初期設定
形状に衝突判定の設定ができるようになるパートを作成します。作成したパートに形状を入れることによって、「custom」ツールから物理設定ができるようになります。
平行風
平行に流れる風の物理計算を行う風オブジェクトを作成します。
乱気流
指定範囲の中をランダムに吹く風の物理計算を行う風オブジェクトを作成します。
竜巻
竜巻の物理計算を行う風オブジェクトを作成します。
引力
引力の物理計算を行うオブジェクトを作成します。
ビルボード
パーティクル(粒子)でできた投影面のオブジェクトを作成します。画像や動画を投影することができます。
メタパーティクル
パーティクルとして表現することができるメタ形状を作成します。パーティクル発生源のオブジェクトとして設定することによって、ビルボードの変わりにパーティクルとして表現されます。

参照パーティクルフィジックス

「フォトモデラー」
複数のアングルから撮影された写真を使用して三次元の形状を作成します。

参照フォトモデラー

「正多面体」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
正4面体、正6面体、正8面体、正12面体、正20面体の5種類の正多面体を作成します。

参照正多面体

 
「スケッチモデラー」
イラストなどを下絵として、目や眉、口等の左右対称の線形状と鼻筋などの中央線を配置して三次元の形状を作成します。

参照スケッチモデラー

「螺旋」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
螺旋(らせん)状の開いた線形状を作成します。

参照螺旋

「掃引_円」
ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
線形状に円を掃引して、チューブ状の自由曲面を作成します。

参照掃引_円

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