ShadeGrid
複数のコンピュータがTCP/IPネットワークで接続されている環境では、ShadeGridテクノロジを使用したShadeGrid Server(シェード・グリッド・サーバ)を使用することで、レンダリングを複数のコンピュータで分散処理し、レンダリング時間を短縮することができます。また、レンダリングを他のコンピュータに任せ、自分のコンピュータで他の作業を快適に行うこともできます。
ShadeGrid Serverは、Windows、Mac OS Xのいずれでも動作し、Shade3Dの全グレードで使用できます。
ShadeGrid Serverに対応しているレンダリング手法は、レイトレーシング(ドラフト)、レイトレーシング、パストレーシングです。
ラジオシティ計算、トゥーンレンダラ、ワイヤーフレームでは、ShadeGrid Serverを使用することはできません。
サーバプログラム(ShadeGrid Server)の動作環境は、Shade3D本体と同じです。
複数のCPUを搭載したコンピュータでは、自動的にCPU数に合わせたスレッド分割を行い、すべてのCPUを使用してレンダリングを行います。
ShadeGrid Serverは、Shade3Dの全グレードに付属していますが、StandardとBasicでは、利用できるサーバマシンの台数は1台だけです。