「ラジオシティ」ウインドウの名称と機能
「表示」メニューから「ラジオシティ」を選択すると表示されます。ラジオシティの設定と計算、計算結果の表示を行います。
ラジオシティ |
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- ラジオシティ設定表示/非表示切り替えボタン
- ラジオシティに関する様々な設定を行う、ラジオシティ設定の表示/非表示を切り替えます。
参照 ラジオシティ設定
- 「開始」ボタン
- ラジオシティ計算を開始します。 ラジオシティ計算を開始すると、「開始」ボタンは非アクティブになり、「一時停止」ボタンと「中断」ボタンがアクティブになります。その間は、「一時停止」ボタンまたは「中断」ボタンをクリックする以外の操作はできなくなります。
- 「一時停止」ボタン
- ラジオシティ計算を停止します。
ラジオシティ計算を停止すると、「一時停止」ボタンおよび「中断」ボタンは非アクティブになり、「開始」ボタンおよび「再開」ボタンがアクティブになります。
「一時停止」ボタンでラジオシティ計算を停止した場合は、停止するまでのラジオシティ計算結果が保持されます。「再開」ボタンで再開した場合は、停止したところからラジオシティ計算を再開します。「開始」ボタンでは、停止するまでの計算結果をクリアして、最初からラジオシティ計算を開始します。「一時停止」ボタンでの停止では、「再開」準備の処理のため、次の操作が行えるまでに時間がかかることがあります。 - 「中断」ボタン
- ラジオシティ計算を中断します。 ラジオシティ計算を中断すると、「一時停止」ボタンおよび「中断」ボタンは非アクティブになり、「開始」ボタンがアクティブになります。「中断」ボタンでラジオシティ計算を中断した場合は、再開することはできません。
- 「再開」ボタン
- 「一時停止」ボタンで停止したラジオシティ計算を再開します。停止したところからラジオシティ計算を開始します。
- 「調光」ボタン
- Professionalに搭載されている「ラジオシティ Pro」の機能です。ラジオシティ計算後に光源ごとの放射エネルギーの変更および配光特性の変更が可能になります。これによって、もう一度すべての情報を再計算をさせることなく、高速に光量やカラーのバランス調整を行うことができます。
- 「消去」ボタン
- ラジオシティ計算結果を消去します。ラジオシティ計算中は計算を中断し、メモリを解放します。ラジオシティ計算中にメモリ不足になったときは、メモリを解放する必要があります。
- コンバージェンス表示
- ラジオシティ計算の進行状況の割合を表示します。
- 「自動露出調節」チェックボックス
- オンにすると、ラジオシティ計算結果の自動露出補正を行います。初期設定では、オンになっています。
- 露出調節スライダ、テキストボックス
- ラジオシティ計算結果の露出を任意に調節します。
「+」側にスライドさせる、または正の値を入力すると、露出が上がり、明るくなります。
「-」側にスライドさせる、または負の値を入力すると、露出が下がり、暗くなります。 - 「-」「+」ボタン
- ボタンをクリックするごとに、露出調節の値を1ずつ上げ下げします。
- 「リセット」ボタン
- 露出調節の値を「0」(初期値)に戻します。
重要「露出調節スライダ、テキストボックス」による露出補正は、Shade3D Professionalにのみ搭載されている「ラジオシティ Pro」の機能です。その他のグレードでは、「自動露出補正チェックボックス」による自動補正のみが有効となります。