マジカルスケッチ
マジカルスケッチは、ツールボックスの「create」ツールから、「マジカルスケッチ」を選択すると起動します。マジカルスケッチでは、手書き感覚の直感的な操作で、誰でも簡単に立体形状(3Dモデル)を作成することができます。
マジカルスケッチ |
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●ツール
マジカルスケッチの各ツールの基本的な使い方は、カラーパレットの下に表示されます。
- 「ペン」ツール
- 「ペン」ツールを選択して、白紙のスケッチブックの上でドラッグをすることにより、線の描画と消去、切断、突起生成、スムージングを行うことができます。
- 「変形ペン」ツール
- 「変形ペン」ツールを選択して、ドラッグ操作すると、「ペン」ツールで作成した3Dモデルを曲げる、伸ばす、または膨らませることができます。
- 「移動ハンド」ツール
- 「移動ハンド」ツールを選択して、スケッチブックの上をドラッグすると、3Dモデルを移動することができます。
- 「回転ハンド」ツール
- 「回転ハンド」ツールを選択して、スケッチブックの上をドラッグをすると、3Dモデルを回転させることができます。マウスの右ボタンを押したまま(Windows)|[Control]キーを押しながら(macOS)ドラッグしても同じ操作が可能です。
- 「ズーム」ツール
- 「ズーム」ツールを選択して、スケッチブックの上でドラッグをすると、3Dモデルを拡大/縮小表示することができます。上方向にドラッグすると拡大表示、下方向にドラッグすると縮小表示されます。
●カラー
マジカルスケッチで作成した3Dモデルに関する色や線の設定を行います。
- カラーボックス
- 現在選択している色を表示します。カラーボックスから色をドラッグして3Dモデルや線の上にドロップすると、3Dモデルや線に選択されている色を付けることができます。
- カラーパレット
- 任意の色をクリックして選択します。選択した色は、カラーボックスに表示されます。両サイドの矢印マークをクリックすると、カラーパレットがスクロールされ、現在表示しきれていない範囲の色を表示します。
- ペン先ボックス
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ペンの太さを選択します。既に描いた線の太さを変えるときは、太さを変えたい線を先に選択して、ペン先ボックスから太さを選択します。
●メニュー
- 「開く」ボタン
- マジカルスケッチで作ったの3Dモデルのファイル(.ted)を開きます。
- 「保存」ボタン
- スケッチブック上の3Dモデルをファイル(.ted)に保存します。
- 「取消」ボタン
- 最高20回までの操作を取り消します。[Ctrl]キー+[Z]キー(Windows)|[コマンド]キー+[Z]キー(macOS)でも操作の取り消しができます。
- 「再実行」ボタン
- 「取消」ボタンで取り消した操作を最高20回まで再実行します。[Shift]キー+[Ctrl]キー+[Z]キー(Windows)|[Shift]キー+[コマンド]キー+[Z]キー(macOS)でも取り消した操作の再実行ができます。
- 「設定」ボタン
- 「設定」ダイアログボックスが表示されます。マジカルスケッチの動作や環境に関する各種設定を行います。
- 「表示」ボタン
- クリックするたびに、形状の表示がシェーディングとワイヤフレームとの間で切り替わります。
- 「情報」
- 使用しているマジカルスケッチのバージョン情報が表示されます。
情報 - 「OK」ボタン
- 作成した3DモデルをShade3Dに書き出して、マジカルスケッチを終了します。マジカルスケッチで作成した形状は、Shade3D上で「MagicalSketch」パートの中に書き出されます。
参考 Shade3Dに書き出された形状は、Shade3Dの「ブラウザ」で書き出されたすべての形状を含むパートを選択し、「情報」ポップアップメニューから「マジカルスケッチ属性設定」を選択することで、マジカルスケッチ上で再編集が可能です。
- 「キャンセル」ボタン
- 作成した3DモデルをShade3Dに書き出すことなくクリアして、マジカルスケッチを終了します。