図面上の表示切り替え
各図面の右上にある「表示切り替え」ポップアップメニューをクリックすると、その図面に対しての表示に関する設定を変更することができます。
●表示モード
形状を「ワイヤフレーム」「ワイヤフレーム（隠線消去）」「シェーディング」「シェーディング+ワイヤフレーム」「テクスチャ」「テクスチャ+ワイヤフレーム」「プレビューレンダリング」の表示モードで表示することができます。
表示モードは、図形ウインドウの図面ごとに設定できます。各図面の右上にある「表示切り替え」ポップアップメニューから選択すると、それぞれの図面の表示モードを変更できます。
参考 表示モードの切り替えは、クイックメニューを使用して切り替えることもできます。
- ワイヤフレーム
- 標準の高速な表示方法です。表示するワイヤフレームの色は、「環境設定」ダイアログボックスで設定できます。
- ワイヤフレーム（隠線消去）
- 形状の裏側のワイヤフレームを隠すことで、形状の把握や編集が容易になります。
- シェーディング
- 拡散反射色や無限遠光源を反映して、形状を表示します。
- シェーディング+ワイヤフレーム
- シェーディング表示にワイヤフレーム（隠線消去）を重ねた状態です。形状の選択状態などがより把握しやすくなります。
- テクスチャ
- シェーディングにテクスチャを重ねて表示します。形状の状態が確認しやすい表示モードです。
- テクスチャ+ワイヤフレーム
- シェーディングにテクスチャ、隠線消去されたワイヤフレームをすべて重ねて表示します。形状の状態を確認しつつ、形状の編集が行える表示モードです。
- プレビューレンダリング
- レンダリング結果に近いイメージで表示します。レンダリング結果が把握しやすい表示モードです。
プレビューレンダリングの表示中は、図面上部の「図面切り替え」ポップアップメニューの右側に「設定」ポップアップメニューと「停止／開始」ボタンが表示され、プレビューレンダリングの設定が行えます。- 「設定」ポップアップメニュー
- プレビューレンダリングの手法や各種設定を行います。
- 「停止／開始」ボタン
- プレビューレンダリングを停止したり、開始します。ボタンをクリックするごとに切り替わります。
●シェーディング設定
- 標準
- オンにすると、標準機能でのシェーディングを行います。
- フォン
- オンにすると、より詳細なシェーディング表示を行います。
- 法線
- オンにすると、法線の向きを色で表示します。
●OpenGL設定
- OpenGL拡張
- オンにすると、OpenGL拡張（「GLSL」メニューの各コマンド）を使用できるようにします。
注意「OpenGL拡張」をオンにするには「環境設定」ダイアログボックス > 「ビュー」タブ > 「OpenGL 3.2 Core Profile アクセラレータを使用する」チェックボックスがオフに設定されている必要があります。
注意ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
注意「OpenGL拡張」を使用するには、OpenGL 2.1以上に対応したビデオカードが必要です。
●表示光源設定
- デフォルトライト
- 標準のライトで形状を表示するよう切り替えます。
- モデリングライト
- いくつかのライトを組み合わせたモデリングしやすいライトで形状を表示するよう切り替えます。
- モデリングライト タイプ
- モデリングライトのタイプを６つのタイプから選択します。
- 全ての光源
- オンにすると、シェーディング表示にすべての無限遠光源の明るさや色、環境光の設定を反映します。
- 大域照明
- オンにすると、シェーディング表示に大域照明を反映します。
注意ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
●その他の表示設定
◆表示オプション
- 法線の表示
- 自由曲面、ポリゴンメッシュ、線形状の法線を表示します。
- バウンディングボックスの表示
- オンにすると、バウンディングボックスを選択形状ごとに表示します。
- 光沢の表示
- オンにすると、「ワイヤフレーム」、「ワイヤフレーム（隠線消去）」以外の表示モードで、光沢がプレビューされます。
- 環境マップの表示
- オンにすると、「ワイヤフレーム」、「ワイヤフレーム（隠線消去）」以外の表示モードで、環境マップがプレビューされます。
注意「環境設定」ウインドウで設定することができる「OpenGL 3.2 Core Profileアクセラレータを使用する」チェックボックスがオフの状態では使用できません。
- ジョイントの表示
- オンにすると、「シェーディング表示」「テクスチャ表示」のときにも、ジョイントのワイヤフレームが表示されます。
- ジョイント間の線を表示
- オンにすると、「シェーディング表示」「テクスチャ表示」のときにも、ジョイント間のワイヤフレームが表示されます。
注意「ジョイントの表示」「ジョイント間の線を表示」は、ジョイントモード／IKモードのときに有効となります。
- 片面
- オンにすると、シェーディング表示で形状の裏を表示しません。
- 両面
- オンにすると、シェーディング表示で形状の両面を表示します。
- 両面(裏面カラー)
- オンにすると、シェーディング表示で形状の両面を表示し、裏面は環境設定で設定された色で表示されます。
- フラットシェーディング
- オンにすると、面の法線ベクトルによるフラットシェーディングを行います。
- シェーディングカラー
- シェーディング表示での形状の表示色を拡散反射色と、白色で切り替えることができます。拡散反射色を黒にしているときなどには、表示色に拡散反射色を反映しないことで、形状の状態が把握しやすくなります。
◆図形ウインドウ
- グリッドの表示
- オンにすると、図形ウインドウにグリッド（基準線）を表示します。グリッド幅はドットカウンタの値の10倍です。グリッドや座標軸の色は、「環境設定」ダイアログボックスで任意に設定することができます。
- 作業平面の表示
- オンにすると、作業平面を表示します。
- 背景の表示
- オンにすると、背景がプレビューされます。
注意「環境設定」ウインドウで設定することができる「OpenGL 3.2 Core Profileアクセラレータを使用する」チェックボックスがオフの状態では使用できません。
◆非多様体稜線
- 表示
- オンにすると、非多様体稜線を表示します。
- 透過
- オンにすると、裏側にある非多様体稜線を透過して表示します。
- 強調
- オンにすると、非多様体稜線を太線で表示します。
- 三面稜線を表示
- オンにすると、３つ以上の面と接続している稜線を表示します。
- 法線反転を表示
- オンにすると、法線が反転している面の稜線を表示します。
- 境界稜線を表示
- オンにすると、１つの面としか接続していない稜線を表示します。
◆テンプレート
- テンプレートの読み込み
- テンプレートの読み込みを行います。
- テンプレートの表示
- オンにすると、テンプレートを表示します。
- テンプレートの削除
- 読み込んだテンプレートを削除します。
- テンプレートの設定
- オンにすると、「テンプレート設定」ウインドウを表示します。
●表示の更新
- 背景の更新
- 「背景の表示」をオンにしても背景が自動的に更新されない場合に使用します。
- ソリッドテクスチャの更新
- ソリッドテクスチャの表示を更新します。
- 大域照明の更新
- 大域照明の表示を更新します。
注意ProfessionalとStandardにのみ搭載されている機能です。
●UV表示モード
「図面表示切り替え」ポップアップメニューから「UV」を選択しているときのみ表示される項目です。
- シェーディング表示
- UVの図面をシェーディング表示します。
- 画像を表示
- 形状に設定した表面材質のテクスチャ画像を表示します。
- 明るく
- テクスチャ画像を明るく表示します。
- 暗く
- テクスチャ画像を暗く表示します。