イメージウインドウの名称と機能
「表示」メニューから「イメージウインドウ」、または「レンダリング」メニューから「レンダリング設定」を選択すると表示されます。また、レンダリングの結果や途中経過のイメージを表示するウインドウです。レンダリングの実行、レンダリングに関する各種設定などの操作も行います。
イメージウインドウ (100 %) |
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(「レンダリング履歴」はProfessionalにのみ搭載されています)
- レンダリング設定表示/非表示切り替えボタン
- レンダリングに関する様々な設定を行う、「レンダリング設定」の表示/非表示を切り替えます。
参照レンダリング設定
- 「レンダリング」ボタン
- クリックすると、現在の設定でレンダリングを開始します。
- 「停止」ボタン
- レンダリングが実行中のときにアクティブになります。クリックすると、実行中のレンダリングを一旦停止します。
- 「再開」ボタン
- 「停止」ボタンをクリックして、レンダリングを停止したときにアクティブになります。クリックすると、「停止」ボタンで停止させたレンダリングを再開します。
重要停止後に設定を変更し、レンダリングを再開させた場合、意図しないレンダリング結果になる場合があります。
- 「選択形状のみ」チェックボックス
- オンにすると、レンダリングボタンを押したときのレンダリング対象が選択されている形状のみとなります。
- 「アクティブビュー」チェックボックス
- オンにすると、現在アクティブなビューをレンダリングします。
- 「部分レンダリング」チェックボックス
- オンにすると、レンダリング範囲を指定するフレームが表示されます。フレームを移動したり、大きさを変更することで範囲を指定して、イメージの一部分だけをレンダリングすることができます。指定した範囲は、「編集」ポップアップメニューから「全て選択」を選択することで初期状態に戻ります。
- 「編集」ポップアップメニュー
- 表示されているイメージに対して、「切り取り」「コピー」「削除」の操作を行います。「全て選択」は、部分レンダリングの範囲を初期状態に戻します。
上記のメニュー以外に、グレードがProfessionalとStandardの場合はプラグイン機能が表示されます。イメージに対してプラグイン機能を適用することができます。 - 「保存」ポップアップメニュー
- イメージウインドウに表示されているイメージを保存します。保存できる形式は、以下のとおりです。
- Targaファイル(同.tga)
- ビットマップファイル(同.bmp)
- JPEGファイル(同.jpg)
- GIFファイル(同.gif)
- TIFFファイル(同.tif)
- PNGファイル(同.png)
- OpenEXR(同.exr)
- HDRファイル(同.hdr)
- MPOファイル(同.mpo)
- PFMファイル(同.pfm)
- Flashファイル(同.swf)
- Photoshopファイル(同.psd)(Standard以上)
- 「合成」ボタン
- クリックすると、ファイルを選択するダイアログボックスが表示され、選択した任意のイメージとイメージウインドウに表示されているイメージの背景を合成します。「合成」ボタンの機能は、レンダリング設定の「イメージ」タブで設定するバックドロップと同じです。
- レンダリング時間表示
- レンダリングに要した時間を表示します。隣にある ボタンをクリックすることによって、時間の表示を「時:分:秒」、「秒」から選択できます。
- 「幅」テキストボックス
- レンダリングするイメージの幅をピクセル数で指定します。
- 「高さ」テキストボックス
- レンダリングするイメージの高さをピクセル数で指定します。
- 「縦横比を維持」ボタン
- ボタンをオンすると、幅または高さのどちらかを変更した際に、反対側の数値を、現在の比率を維持した数値に自動的に変更します。
- 「スケール(-、+)」ボタン、ポップアップメニュー
- イメージウインドウにレンダリングイメージの表示倍率を変更します。
「-」ボタンをクリックすると、縮小表示されます。
「+」ボタンをクリックすると、拡大表示されます。
「▼」をクリックすると、表示される特定の倍率を設定できます。 - 「チャンネル」ポップアップメニュー
- イメージが所有するチャンネル情報を表示します。「RGB」、「RGBA」、「アルファ値」およびマルチパスレンダリングで保持するように設定したパスから選択します。
- 「立体視カメラ」ポップアップメニュー
- 立体視レンダリングの方式を変更します。一度立体視でレンダリングを行うと、再度レンダリングすることなく変更することが可能です。
- 「レンダリング履歴」表示/非表示切り替えボタン
- レンダリング履歴の参照や比較を行うことができる「レンダリング履歴」の表示/非表示を切り替えます。