さらに詳細な作業を行う
立体を編集して詳細な立体とするためには、以下の方法で編集作業を行います。
●三次元復元後に2Dラインを追加する
三次元復元した後に、2Dラインをさらに追加し、三次元復元を行うという作業を繰り返し、立体を詳細に作成していきます。下絵だけではなく、立体化された3Dラインを回転させて、2Dラインを配置するのも有効な方法です。
●ラインの微調整
三次元復元が思い通りのものでなかった場合は、「Undo」ボタンで三次元復元前にもどり、2Dラインの頂点の配置などを調整して、再度「三次元復元」を行うという作業を繰り返します。
●Shade3D上で編集する
下絵のパースが正しくない場合などは、トレースした2Dライン位置が微妙にずれ、正しく三次元復元できない場合があります。このような場合は三次元復元した3Dラインを「▽Shade」でShade3Dに出力し、Shade3Dの図形ウインドウで正しくない「line」を編集して、スケッチモデラーに戻します。
●アゴのラインに注意する
下絵をトレースして2Dラインを作成していきますが、下絵の奥側に見えている頬からアゴにかけてのラインと、手前のアゴから耳にかけてのラインを、そのままトレースするとうまく三次元復元できません。
手前の頬からアゴにかけてのラインは、下絵では省略されています。スケッチモデラーで正しく三次元復元するためには、目や口の位置などから推測して、図のように下絵には無いラインを配置する必要があります。