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自動スムーズリファレンス

● [自動スムーズ(NURBS)]ダイアログボックス

自動スムーズ(NURBS)

[適用]チェックボックス
オンにすると、選択状態に合わせて自動スムーズ機能を適用します。
[適用レベル(1~10)]テキストボックス
スムーズの適用レベルを1から10までの数値で設定します。

(左端は自動スムーズ適用前の形状。次から順に、[適用レベル]/1、5、10)
[連動]チェックボックス
連続した複数の線形状または連続した複数の自由曲面を選択している場合に有効です。
オンにすると、選択された複数の線形状または複数の自由曲面に連動が適用され、適用範囲内の各コントロールポイントの移動に合わせて適用範囲全体をスムージングします。

注意連動を適用する形状同士は、各形状の端を形成するコントロールポイントによって接続された状態である必要があります。離れた形状同士についての連動の適用は無効です。


自動スムーズ(NURBS)

(2つの自由曲面に対し自動スムーズの連動を適用した例)

(一方の自由曲面に含まれるコントロールポイントの移動にともなって、両方の自由曲面がスムージングされる)
[縫合]チェックボックス
エッジラインの変形に対して対のエッジラインを追従するように変形させます。複数の自由曲面パッチのエッジラインが互いに隙間なく接続されている場合のみ有効です。
連動機能が有効な場合でも、各線形状または各自由曲面間の端を形成するコントロールポイントの変更については、隣接する自由曲面との連動が行われません。

(上の例の場合、赤い破線上のコントロールポイントの移動についての連動が無効)
この場合、[縫合]チェックボックスをオンにすることによって 改善されます。

◆複数の自由曲面間の連動について

複数の自由曲面に連動を適用した場合、各自由曲面の連動の方向が、図形ウインドウ上に矢印で表示されます。連動させる自由曲面の接続方向と各自由曲面の矢印の向きを合わせるようにしてください。矢印の向きが自由曲面の接続の向きと異なる場合、連動の適用は無効となります。

(矢印の向きと自由曲面の接続方向/上:一致、下:不一致/赤の線は自由曲面の境界)

矢印の向きは、各自由曲面の切り換え(ツールボックスの[編集]タブの[線形状]ボタンをクリックすると表示される[編集]グループの[切り換え])によって変更することができます。

また、三方または四方を自由曲面に囲まれた自由曲面については、両方向の連動が可能です。この場合も矢印の表示は一方向のみとなりますが、矢印の表示されていない方向についても、その方向の両側に自由局面を接続させた上で連動を適用することで、連動が有効となります。

(形状編集中の自由曲面は、矢印の表示は図の横方向のみですが、縦方向の両側を連動を適用した自由曲面にはさまれているので、縦方向にも連動の適用が有効となっています。)

◆縫合設定処理

コントロールポイント同士が隣接している場合、端の曲線のアンカーポイントを編集した時、隣接した片方のコントロールポイントとの間に隙間ができないようにします。

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