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Second Life/Sculpted Primエクスポータ(ver.17から[Legacy])

Sculpted Prim エクスポータは、米リンテンラボ社が運営する仮想空間でのコミュニティサービス「セカンドライフ(Second Life)」上で使用することができる、独自の形状「Sculpted Prim」を出力することができる機能です。

重要ver.17から[Legacy]

●Sculpted Primとは

Sculpted PrimとはSecond Life上で形状を作成できるプリミティブの形式です。

Sculpted PrimはSculpt TextureまたはSculpt Mapと呼ばれる画像の形式をテクスチャとしてSecond Life上にアップロードすることができます。

●Sculpted Prim エクスポータの使用方法

  1. 「ファイル」メニューの「エクスポート」から「Second Life Sculpted Prim...」を選択します。「エクスポート」ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスで、エクスポートする際のオプションを設定します。
  2. 各設定項目を設定し、「OK」ボタンをクリックすると、「名前を付けて保存」ウインドウが表示されます。ファイルを保存する場所とファイル名を設定して、ファイルを保存します。
    ファイルのサイズ、位置などのSecond Life内で組み立てる際に必要な情報やスクリプトが記述されたテキストデータ(.txt)と、テキストデータと同名のファイル内にSculpt Mapデータ(.bmp)が出力されます。

    注意Sculpted Primの性質上、複雑な形状を1つのSculpted Primでは表現できないため、パートごとに別のSculpt Mapとして出力します。それぞれのパートはSculpt Mapの限られた解像度を有効に使用するためにSecond Life上でSculpted Primにしたときの大きさはまちまちになります。頂点の数は出力されるSculpt Mapの画像の解像度に変換されるため、頂点の位置が補間が生じることがあります。

●「エクスポート」ダイアログボックス

Sculpted Primを出力するときの各種設定を行うことができます。

「基本設定」グループ
「改行コード」ポップアップメニュー
このオプションは、Sculpted Primエクスポータでは使用しません。
「出力」ポップアップメニュー
エクスポートする形状を「選択された形状」「すべての形状」から選択します。「選択された形状」は、ブラウザで選択されている形状のみをエクスポートします。
「すべての形状」は、シーン内のすべての形状をエクスポートします。
「曲面の分割」ポップアップメニュー
このオプションは、Sculpted Primエクスポータでは使用しません。
「バイナリ/テキスト」ポップアップメニュー
このオプションは、Sculpted Primエクスポータでは使用しません。
「表面材質属性」チェックボックス
このオプションは、Sculpted Primエクスポータでは使用しません。
「Sculpted Primエクスポート設定」グループ
「マップ解像度」ポップアップメニュー
出力するマッピングの解像度を設定します。「64×64(推奨)」、「128×128」から選択します。

注意RGBそれぞれが8ビットの各ピクセルが座標を表しているため256段階の座標値を表すことしかできません。つまり、1メートルの物体に対しておよそ4ミリメートルの分解能しかありません。頂点の数、つまりSculpt Map上のピクセルの数は64×64が推奨されています。また、画像データとして形状を扱うため格子状のデータである必要があります。

「左右反転」チェックボックス
Sculpt Mapを左右反転します。

●Sculptie エクスポートのデータについて

エクスポート可能なオブジェクト
自由曲面
掃引体(自由曲面に変換が必要)
回転体(自由曲面に変換が必要)
エクスポート可能なマテリアルパラメータ
なし
エクスポート可能なテクスチャパラメータ
なし

●注意事項

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