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LWOコンバータ(ver.17から[Legacy])

LWOコンバータは、LightWave 3Dオブジェクトファイル(以下、LWOファイルと呼びます)とShade3D形状データファイルの相互変換のための機能です。
LWOコンバータを使用することにより、従来のようにDXF形式を介することなくLightWave 3Dとの間で直接かつ相互に形状データの受け渡しが可能となります。

重要ver.17から[Legacy]

●[LWOエクスポータ設定]ダイアログボックス

「ファイル」メニューの「エクスポート」から「LightWave Object...」を選択し、LWO形式にエクスポートする際に表示されるダイアログボックスです。
出力する情報を指定できるほか、レイヤの出力方法やテクスチャの出力方法などが設定できます。

[分割設定]ラジオボタン
形状をポリゴンメッシュとして出力する際の分割方法を設定します。
[三角ポリゴン]/[四角ポリゴン]/[五角以上も使用]から切り替えができます。
[表面材質]チェックボックス
オンにすると、表面材質の情報をインポートします。
[テクスチャ]チェックボックス
オンにすると、テクスチャの情報をインポートします。
[レイヤ出力]ラジオボタン
レイヤの出力方法を設定します。
[1つのレイヤにエクスポート]/[ルート以下のパートをレイヤとしてエクスポート]から切り替えができます。
[テクスチャ画像形式]ポップアップメニュー
出力するテクスチャの画像形式を指定します。[bmp]/[jpg]/[png]/[tiff]/[targa]/[hdr]から選択します。
[テクスチャフォルダ名]テキストボックス
テクスチャのフォルダ名を入力します。

●[LWOインポート設定]ダイアログボックス

入力する情報を指定できるほか、ポリゴンの分割設定やテクスチャの入力方法などが設定できます。

[入力設定]ラジオボタン
形状をポリゴンメッシュとして入力する際の分割方法を設定します。[レイヤ単位に入力]/[マテリアル単位に入力]から切り替えができます。
[表面材質]チェックボックス
オンにすると、表面材質の情報をインポートします。
[テクスチャ]チェックボックス
オンにすると、テクスチャの情報をインポートします。
[ポリゴンの分割]ラジオボタン
形状をポリゴンメッシュとして出力する際の分割方法を設定します。[四角分割]/[三角分割]/[5角形以上を三角形に分割]/[凹ポリゴンを三角形に分割]から切り替えができます。
[テクスチャの場所]ラジオボタン
テクスチャを入力する場所を指定します。[ファイル内の設定]/[同階層]/[コンテントディレクトリ]から切り替えができます。
[出力設定]ラジオボタンで[マテリアル単位に出力]を選択しているときのみ有効です。
[コンテントディレクトリ]ボタン
コンテントディレクトリの場所を指定し、そのテクスチャを使用します。テクスチャのフォルダの参照先が出力時と別の場所にある場合にはこのボタンを使用して設定しなおしてください。
[テクスチャの場所]ラジオボタンで[コンテントディレクトリ]を選択しているときのみ有効です。

●LWOコンバータの変換するデータについて

◆エクスポート時の形状

Shade3D形状 LightWave3D 備考
閉じた線形状 出力する全ての形状を1つのメッシュとして出力 Shade3Dの閉じた線形状が同一平面にない場合は、三角形に分割する。形状情報の「穴」チェックボックスには未対応
開いた線形状  
線形状の回転体 Shade3Dの線形状の回転体の形状情報の[閉じた線形状]チェックボックス、回転開始、終了角度に対応
線形状の掃引体  
 
円の回転体 Shade3Dの円の回転体の形状情報の[閉じた線形状]チェックボックス、回転開始、終了角度に対応
円の掃引体 Shade3Dの円の掃引体の形状情報の[閉じた線形状]チェックボックス、回転開始、終了角度に対応
 
ポリゴンメッシュ ポリゴンメッシュの角の丸めに対応
メタメッシュ  
ブーリアンレンダリングには未対応  
リンクオブジェクト  

注意インポート時には、すべての形状がポリゴンメッシュとして認識されます。

◆表面材質の対応

Shade3Dの表面材質 LightWave3Dの材質
拡散反射色 Color(色)
光沢1、2の値 Specularity(反射光)
光沢1、2のサイズ Glossiness(光沢)
反射 Reflection(鏡面反射率)
発光の色と値 Luminosity (自己発光度)
透明度 Transparency(透明度)
マッピング イメージマッピングのみ
チャンネル 拡散反射、光沢1、2、反射、透明度、バンプのみ
レイヤ 複数レイヤ(イメージのみ)
投影 ボックス以外
その他 上下反転、左右反転、軸反転、カラーの反転

注意上記以外の表面材質パラメータには対応していません。

◆表面材質の扱いーエクスポート時

Shade3DファイルをLWOファイルとしてエクスポートすると、Shade3Dの形状(自由曲面、閉じた線形状、回転体、掃引体、球、円など)から変換された個々のポリゴンに対してサーフェイス設定が行われます。
Shade3Dの表面材質はLightWave 3D上では、それらに対してSN0001、 SN0002、...というようにサーフェイスナンバーが付けられ、Shade3Dで表面材質を設定していたパート名や形状の名前は無視されます。
また、Shade3Dでのマスターサーフェスの設定は、変換された個々のポリゴンに対してのサーフェイスとして設定されます。

◆表面材質の扱いーインポート時

LWOファイルをShade3Dにインポートすると、ファイル名とLightWave 3D上のサーフェイス名が、Shade3Dのブラウザに形状名として表示されます。それぞれの表面材質にはLightWave 3Dのサーフェイス設定のうち、前出の表にある対応パラメータの設定が反映された状態で読み込まれます。

◆エクスポート時の光源

LWOコンバータは、光源をサポートしていません。 エクスポート時にはShade3Dの光源の情報は無視されます。

◆エクスポート時のジョイント

値が反映されるShade3Dのジョイント
回転ジョイント
直線移動ジョイント
拡大縮小ジョイント
均等拡大縮小ジョイント
ボールジョイント

注意上記以外のジョイントは変換されません。

すべてのジョイントはパートとして扱われ、ジョイントに設定された表面材質も変換されますが、モーション設定は反映されません。
また、スキン設定に対応していますので、Shade3Dでジョイント値を変更し、ポーズを付けた形状を、そのポーズのままエクスポートすることができます。

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