「クラシック」方式
クラシックタイプのスキンウインドウです。Shade 13.0までのスキン設定と互換があります。
上部のツールバーで各種設定を行い、下部のリストより各頂点にバインドされたジョイントのウエイト値をテキストボックスとスライダから設定します。
注意他の3DCGソフトやFBXファイル形式などで採用されているデータ互換性の高いスキン設定は「頂点ブレンド」方式から行えます。
注意「クラシック」方式と「頂点ブレンド」方式とは互換性はありません。クラシック方式から頂点ブレンド方式への簡易的な変換のみ行えます。
スキン |
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●ツールバー
- 「バインド」ボタン
- 選択しているコントロールポイントに、一番近いジョイントを自動的に適用します。
- 「消去」ボタン
- 選 択しているコントロールポイントへのジョイントの適用をすべて消去します。[Ctrl]キーまたは[Z]キー(Windows)|[Option]キー (macOS)を押しながら「消去」ボタンをクリックすると、選択されていないコントロールポイントも含めて、すべてのコントロールポイントへの ジョイントの適用を消去できます。
- 「アクティブ」ボタン
- すべてのコントロールポイントが「スキン」ウインドウに表示しきれていなかった場合に、選択しているコントロールポイントが表示されるように、「スキン」ウインドウの表示をスクロールします。
- 「スコープ」ポップアップメニュー
- コントロールポイントがバインドされるジョイントの階層を選択して、制限することができます。「無し」が選択されている場合は、コントロールポイントに最も近いジョイントが自動的にバインドされます。
- コントロールポイントリスト
- 「スキン」ウインドウの左部分です。選択している形状のすべてのコントロールポイントが、連番で表示されます。
- ジョイントリスト
- コントロールポイントリストの右側の部分です。すべてのコントロールポイントで、適用されているジョイントが表示されます。ジョイントが適用されていない場合は、「無し」と表示されます。
- ジョイントポップアップメニュー
- ジョイントリストをクリックすると表示されます。該当するコントロールポイントに現在適用されているジョイント以外で、適用可能なジョイントが表示されます。メニューからジョイントを選択して、適用を変更することができます。
- ジョイント適用値スライダ
- コントロールポイントへのジョイントの適用率を設定します。
- 「ウエイトペイント」ボタン
- クリックすることで、ウエイトペイントツールの起動と終了を行います。
- 「スキン(頂点ブレンド)への変換」ボタン
- クラシック方式から頂点ブレンド方式への変換を行います。クリックすると表示されるダイアログボックスにOKすると変換されます。
- 「スキンデータの全消去」ボタン
- スキン方式を含むスキンデータ全体を削除します。これを実行するとスキン方式の選択画面が表示されます。
注意クラシック方式から頂点ブレンド方式への変換は、簡易的な変換となり、完全な変換が保障されるものではありません。そのため意図しない数値に変換される場合があります。操作を実行する前には、念のためにシーンファイルを保存しておいてください。
参考 Shade 13からはスキン補間法を「Shade 13」と「Shade 12互換」から選択いただけます。補間法の切り替えは、ボールジョイントを選択した状態で、形状情報ウインドウで表示される「補間法」ポップメニューで行えます。
参考 「スキン」ウインドウでコントロールポイントへのジョイントの適用を設定した形状について、コピーまたは切り取りと貼り付け、インポートとエクスポートの 操作を行う場合、形状と適用対象のジョイントを同時にコピーまたは切り取りと貼り付け、インポートとエクスポートの操作を行うことで設定を保持することが できます。
参考 ジョイントブレンド機能は、バインド機能を使用するときに、階層の上下のジョイントの影響度を調和させます。例えば、ボーンが曲がるときにジョイントの周囲のスキンの内側の交差の度合いを調整することなどができます。