ボールジョイントの情報
ボールジョイントを選択したときに表示されます。
●「パート属性」グループ
「パート属性」の内容は、「ジョイントの情報」を参照してください。
●「ボールジョイント属性」グループ
◆「オイラー角」タブ
- 「X」「Y」「Z」テキストボックス、スライダ
- ボールジョイントの中心を軸として、「X」「Y」「Z」の各方向へ回転します。テキストボックスには、ジョイント値が0の状態からの相対的な値が表示され、操作によって、ジョイント値がどの程度変更されるのかを把握することができます。
- 「オフセット」テキストボックス
- ボールジョイントを配置した位置からのオフセット移動量を「X」「Y」「Z」方向毎に表示します。数値を入力してオフセット移動量を変更することができます。オフセット移動量を変更することで、アニメーション時のボールジョイント位置を変更することができます。
- 「ブレンド」スライダ、テキストボックス
- 形状を複数のジョイントにバインドするときの、それぞれのジョイントの影響度を設定します。初期値は「0.5」となっています。「ブレンド」スライダ、テキストボックスは、直線移動ジョイント、回転ジョイント、ボールジョイントで表示され、設定が可能です。
- ジョイントポップアップメニュー
- ジョイント値が影響する階層を設定します。
- 「補間法」ポップアップメニュー
- クオータニオンによる回転計算の補間法を「Shade 15」「Shade 13互換」「Shade 12互換」から選択できます。
標準では、「Shade 15」が選択されています。
「Shade 15」を選択すると、以下のような問題を回避することができます。- 「Shade 12互換」を選択した場合は、ボールジョイントの初期属性値が0以外のときに、スキン値を編集すると形状が崩れる場合がある
- 回転したボールジョイントにスキン設定し、ウエイトを設定すると頂点が不正に回転する場合がある(この問題が発生するのは、ジョイントがリセットされた状態でも回転の値が設定されているジョイントのみとなります)
注意「Shade 15」に変更するとスキン設定は容易になりますが、下位互換は無くなりますので、Shade 14 以前のバージョンでシーンを開くと形状が破綻するなどの問題が発生する場合がありますのでご注意ください。
◆「回転」タブ
- 「X」「Y」「Z」テキストボックス、スライダ
- 「回転」タブのスライダは、スライダ上のどの位置からでもドラッグを開始することが可能です。ジョイント値に関係なく、「0」から値が表示されます。「オイラー角」タブのスライダ、テキストボックスと「回転」タブのスライダ、テキストボックスの基本的な役割は同じです。