Shade3D オンラインヘルプ [目次]

3Dパラメトリックツール

Basic Standard Professional Civil Ultimate
- - 別売 O O

3Dパラメトリックツールでは、設計に必要な情報を入力することで橋梁下部工などの構造物を簡単に作成することができます。
Shade3Dのシーンへ形状として生成されるので、多彩な表現や設計業務の効率化を図ることができます。

また、生成した形状はIFCファイルへの出力が可能で、様々なソフトウェアとデータを共有することができます。

重要Civil / Ultimateにのみ搭載されている機能です。

メインメニュー「表示」 > 「3Dパラメトリックツール」


「3Dパラメトリックツール」ウインドウ

「3Dパラメトリックツール」を選択すると表示されます。

「種類」ポップアップメニュー
生成する構造物の種類を選択します。Ver.25.0 では「橋梁下部工」のみ選択できます。
「構造物」ポップアップメニュー
生成する構造物を選択します。Ver.25.0 では「橋脚」のみ選択できます。
「確定」
「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(基本情報)」を開き、構造物の生成を開始します。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(基本情報)

「形状生成」グループ
「はり」チェックボックス
オンのとき、はり形状を生成します。
オフのとき、はり形状グループとサイドメニューの「はり」が無効となります。
「柱」チェックボックス
オンのとき、柱形状を生成します。
オフのとき、「はり」チェックボックス、「はり形状」グループ、サイドメニューの「はり」、「柱」が無効となります。
「はり形状」グループ
「形状生成」グループの「はり」チェックボックスがオンのとき、有効となります。
「平面」グループ、「縦断面」グループ、「正面」グループそれぞれのポップアップメニューから生成するはり形状の各断面形状を選択します。
ポップアップメニューから断面形状を選択すると、断面のイメージが下のプレビューボックスに表示されます。
「はり形状」グループ組み合わせ
平面縦断面正面
矩形矩形一定・一定、山折れ・一定、一定・山折れ、山折れ・山折れ、右ハンマー、左ハンマー
しぼり一定・しぼり、山折れ・しぼり
矩形前面架け違い一定・一定、山折れ・一定、一定・山折れ、山折れ・山折れ、右ハンマー、左ハンマー
矩形背面架け違い一定・一定、山折れ・一定、一定・山折れ、山折れ・山折れ、右ハンマー、左ハンマー
しぼり前面架け違い一定・しぼり、山折れ・しぼり
しぼり背面架け違い一定・しぼり、山折れ・しぼり
8角形矩形一定・一定、右ハンマー、左ハンマー
小判矩形一定・一定
しぼり一定・しぼり
張出し矩形一定・一定、右ハンマー、左ハンマー
「柱形状(断面)」グループ
「形状生成」グループの「柱」チェックボックスがオンのとき、有効となります。
「形状選択」ポップアップメニュー
柱形状の断面を選択します。「円」「矩形」「矩形面取り」「小判」から選択します。
ポップアップメニューから断面形状を選択すると、断面のイメージが下のプレビューボックスに表示されます。
「面取り時の形状」グループ
「形状選択」ポップアップメニューで「矩形面取り」を選択したとき、有効となります。
柱形状に面取りの情報を追加します。
面取り形状を選択すると、面取りの情報を追加したイメージが上のプレビューボックスに表示されます。
「R面取り」ラジオボタン
オンのとき、角を曲線で面取りします。
「直線面取り」ラジオボタン
オンのとき、角を直線で面取りします。
「テーパー有無」グループ
柱形状にテーパーの情報を追加します。
「形状選択」ポップアップメニューで選択した形状によって表示が変わります。
テーパーの有無を選択すると、テーパー情報を追加したイメージが上のプレビューボックスに表示されます。
「円」を選択したときの「テーパー有無」グループ
「なし」ラジオボタン
オンのとき、テーパーを追加しません。
「あり(全て)」ラジオボタン
オンのとき、円柱下部にテーパーを追加します。
「円」以外を選択したときの「テーパー有無」グループ
「なし」ラジオボタン
オンのとき、テーパーを追加しません。
「あり(前背面)」ラジオボタン
オンのとき、前面と背面にテーパーを追加します。
「あり(左右面)」ラジオボタン
オンのとき、左面と右面にテーパーを追加します。
「あり(全て)」ラジオボタン
オンのとき、前面、背面、左面、右面にテーパーを追加します。
「テーパー形状」グループ
「形状選択」ポップアップメニューで「矩形面取り」以外を選択しているとき、有効となります。
テーパーの形状を選択します。
「形状選択」ポップアップメニューで選択した形状によって表示が変わります。
テーパーの形状を選択すると、テーパー形状の情報を追加したイメージが上のプレビューボックスに表示されます。
「円」、「矩形」を選択したときの「テーパー形状」グループ
「全てを逆テーパー」チェックボックス
オンのとき、全てのテーパーを逆テーパーにします。
「小判」を選択したときの「テーパー形状」グループ
「前背面は逆テーパー」チェックボックス
オンのとき、全面と背面のテーパーを逆テーパーにします。
「左右面は逆テーパー」チェックボックス
オンのとき、左面と右面のテーパーを逆テーパーにします。
「確定」
構造物の生成を確定してウィンドウを閉じます。
「キャンセル」
構造物の生成をキャンセルして最初のウインドウ(構造物の選択画面)に戻ります。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(はり:平面・縦断面)

A.「はり形状」グループの「平面」で選択した形状が表示されます。

B.「はり形状」グループの「縦断面」で選択した形状(矩形以外)が表示されます。

「平面寸法(m)」テキストボックス
平面寸法の表示、設定を行います。
「縦断面寸法(m)」テキストボックス
縦断面寸法の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(はり:正面)

「正面寸法(m)」テキストボックス
正面寸法の表示、設定を行います。
「下面タイプ」グループ
「はり形状」グループの「縦断面」ポップアップメニューで「矩形」、「矩形前面架け違い」、「矩形背面架け違い」が選択されているとき表示されます。
下面のタイプをラジオボタンで選択します。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(柱:断面)

「断面寸法(m)」テキストボックス
断面寸法の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(柱:正面)

「正面寸法(m)」テキストボックス
正面寸法の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(柱:テーパー(高さ))

「テーパー(高さ)」テキストボックス
テーパー(高さ)の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(柱:テーパー(前背面幅))

「テーパー(前背面幅)」テキストボックス
テーパー(前背面幅)の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(柱:テーパー(左右面幅))

「テーパー(左右面幅)」テキストボックス
テーパー(左右面幅)の表示、設定を行います。

「3Dパラメトリックツール」ウインドウ(フーチング)

「寸法情報(m)」テキストボックス
フーチングの寸法情報の表示、設定を行います。

生成される形状

メインメニューの「表示」から「3Dパラメトリックツール」を表示し、構造物を選択して「確定」すると構造物がマスターオブジェクトとして生成され、リンク形状が図面に表示されます。

各種設定を行い「確定」すると IFC情報をもった構造物が生成されます。

確定するまで、形状の再編集が可能です。形状はキャンセルすることで削除されます。また、形状は確定もしくはキャンセルするまで仮作成されています。

生成される構造物の「ブラウザ」での構造はには IFC 出力向けにIFCの階層構造でパートが生成されます。

注意生成された階層構造より、パートの移動を行うとIFCファイルとしてモデルが出力できなくなります。

Copyright © 1986-2024 FORUM8 Co., Ltd.