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道路線形

Basic Standard Professional Civil Ultimate
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図面をクリックまたは数値を入力して道路や鉄道の路線に使用されるクロソイド曲線による道路線形を作成します。

「急ハンドルの必要がない道路」や「カーブで突然遠心力が加わることのない鉄道路線」など、より現実に即した道路面の作成を行えます。

重要Professionalにのみ搭載されている機能です。

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道路線形

ツールパラメータ

「終了時端を閉じる」チェックボックス
オンのとき、作成終了時に道路線形の両端(始点と終点)を閉じます。
オフのとき、作成終了時に道路線形の両端(始点と終点)を開きます。
「形状を維持」チェックボックス
オンのとき、「長さ」や「角度」を変更したポイントの先の形状を維持します。
変更前(135の表示のあるポイントをポイント座標リストで選択)
長さの変更(1000mmを500mmに変更)
角度の変更(角度を135から90に変更)
オフのとき、「長さ」や「角度」を変更したポイントによって先の形状が変化します。
変更前(135の表示のあるポイントをポイント座標リストで選択)
長さの変更(1000mmを500mmに変更)
角度の変更(角度を135から90に変更)
「角度」テキストボックス
ポイント座標リストで選択されているポイントの前後(リストの上下)のポイントからなる角度が表示されます。
値を変更すると角度が変更されます。
「長さ」テキストボックス
ポイント座標リストで選択されているポイントの前(リストの上)のポイントからの長さが表示されます。
値を変更すると長さが変更されます。
「起点側曲率半径」テキストボックス
平面線形のパラメータで、カーブ始まり時の上面図平面上での曲率半径が表示されます。
値を変更すると起点側曲率半径が変更されます。
値に「0」を入力すると起点側曲率半径は無限大(∞)とみなされます。(カーブの始まりはハンドルが真っ直ぐの状態から始め、急ハンドルの必要がないため)
「円弧の曲率半径」テキストボックス
平面線形のパラメータで、円弧の上面図平面上での曲率半径が表示されます。
値を変更すると円弧の曲率半径が変更されます。
「円弧の距離」テキストボックス
平面線形のパラメータで、円弧部分の、上面図平面上での曲線区間の長さが表示されます。
値を変更すると円弧の距離が変更されます。
「終点側曲率半径」テキストボックス
平面線形のパラメータで、カーブ終わり時の上面図平面上での曲率半径が表示されます。
値を変更すると終点側曲率半径が変更されます。
値に「0」を入力すると終点側曲率半径は無限大(∞)とみなされます。(カーブの終わりはハンドルが真っ直ぐの状態に戻り、球ハンドルの必要がないため)
「縦断曲線の長さ」テキストボックス
縦断線形のパラメータで、線の高さ方向の緩和曲線をかける、上面図平面上での曲線区間の長さが表示されます。
「単位」ラベル
現在選択されている単位が表示されます。
「ポイント追加」
ポイント座標リストで選択されている項目の直下にポイント(座標値:0.0,0.0,0.0)を追加します。
「ポイント削除」
ポイント座標リストで選択されている項目を削除します。
「ポイント座標リスト」
作成中のポイントの座標値を表示します。
値を変更後EnterWindows/returnmacOSまたはTab でポイントの座標が変更されます。

選択項目を変更

  1. 変更するポイントの左の#付きポイント番号をクリック(#1をクリック)します。

  2. 56.44の表示があるポイントが選択されます。

  3. Xの欄をクリックします。

  4. 値(0)を入力してキー操作で変更します。

  5. X座標が0の位置に変更されます。

複数の項目をまとめて変更

  1. リスト左のポイント番号#1、#2をshiftまたはCtrlWindows/commandmacOSを押しながら選択します。

  2. 65.81と56.16の表示があるポイントが選択されます。

  3. ポイント番号#1のZの欄をクリックします。

  4. 値(0)を入力してキー操作で確定します。

  5. ポイント番号#2のZの値も自動的に変更されます。

  6. 2つのポイントのZ座標が0に変更されます。

「寸法を作成」チェックボックス
オンのとき、図面に表示される形状の寸法を作成します。
「確定」
道路線形の作成を確定してツールを終了します。
TIPSEnterWindows/returnmacOSで処理を確定します。
TIPSescで処理をキャンセルします。
「角度と長さを表示」チェックボックス
オンのとき、作成中の道路線形の長さと角度を図面に表示します。

マウス操作

  1. 道路線形を選択。

  2. 必要回数図面をクリックして道路線形を作成。

    TIPSshiftを押しながらクリックで作成するポイントの前のポイントとの方向を45度刻みに拘束できます。

  3. 確定して作成。

数値入力

  1. 道路線形を選択。

  2. 「ポイント追加」でポイント作成。

  3. 作成されたポイントに座標値を設定。

  4. 2、3を繰り返し。

  5. 確定して作成。

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