マルチパスレンダリングに「表面材質:アルベド」パス追加
| Basic | Standard | Professional | Civil | Ultimate |
|---|---|---|---|---|
| - | O | O | O | O |
「マルチパスレンダリング」の「パス」に表面材質の「アルベド」に相当する色を出力するパスを追加しました。
重要StandardとProfessionalにのみ搭載されている機能です。
インターフェイス「レンダリング設定」 > 「マルチパス」タブ > 「表面材質:アルベド」
概要
- PBRマテリアル
- 「ベースカラー」の色が適用されます。
- Shade3Dマテリアル
- アルベドを近似して、「拡散反射」、「反射」、「透明」の色を加算した色が適用されます。
- その他
- 「Intel Open Image Denoise」をオンにした場合は自動的に生成されます。
Shade3DマテリアルとPBRマテリアルのマルチパスレンダリング結果
RGBチャンネル
Shade3Dマテリアル
左から順に「拡散反射」、「反射」、「透明」、「拡散反射＋反射＋透明」、「発光」の材質設定
PBRマテリアル
左から順に「ベースカラー」、「メタリック」、「透明度」、「メタリック＋透明度」、「発光」の材質設定
表面材質：拡散反射パス
拡散反射として処理される色以外は黒となります。
Shade3Dマテリアル
PBRマテリアル
表面材質：アルベドパス
Shade3Dマテリアルは拡散反射、反射、透明を加算合成した色が描画されます。(スライダの値も影響)
PBRマテリアルはベースカラーの色が描画されます。(各パラメータのスライダ値は影響しない)
どちらも「発光」の色は無視されます。
Shade3Dマテリアル
左から4番目は「拡散反射＋反射＋透明」の赤青緑を足して灰色となる
PBRマテリアル
