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LSCMでのUV展開

ゆがみの少ないLSCM(Least Squares Conformal Map)形式でUV展開を行います。

使用方法

●選択面のLSCM展開

  1. 展開するポリゴンメッシュを選択し、形状編集モードに入ります。
  2. 展開する面を選択します。
  3. 任意の図形ウインドウの表示を「UV」に切り替えます。
  4. 「UVメニュー」から「UV作成」またはメッシュの「UV」から「UV作成」を選択します。
  5. 「UVツールパラメータ」で一番左のLSCMアイコンが選択されていることを確認します。
  6. 「選択面を展開」をクリックしてUV展開します。

●フェイスグループのLSCM展開

  1. フェイスグループを設定したポリゴンメッシュを選択し、形状編集モードに入ります。
  2. 「UVメニュー」から「「UV作成」を選択します。
  3. 左のLSCMアイコンが選択されていることを確認して「すべての面を展開」をクリックします。
  4. すべてのフェイスグルーブと、それ以外の面がそれぞれ個別にUV展開されます。
  5. 形状情報ウインドウなどでフェイスグループごとに選択し、再配置します。

注意フェイスグループ以外の面は「UV切り替え」メニューの「非フェイスグループ」から選択します。

●選択稜線(UVシーム)からのLSCM展開

  1. 展開するポリゴンメッシュを選択し、形状編集モードに入ります。
  2. 展開するガイドとなる稜線を設定します。
  3. メッシュの「選択稜線」から「記憶」を選択してUVシームを作成します。

  4. 「UVメニュー」から「UV作成」を選択します。
  5. 左のLSCMアイコンが選択されていることを確認して「すべての面を展開」をクリックします。
  6. UVシーム(記憶した稜線)を切断線としてUV展開します。
  7. メッシュツールの「連続面選択」ツールでUVアイランドごとに選択して再配置します。

注意展開されたUVアイランドは個別に連続面をもっています。

◆シーム作成時の注意点

UVシームはそこを境にオブジェクトを完全に分離する連続した線となっている必要があります。

UVシームが途切れている場合や、オブジェクトの途中で終了している場合は正しく展開されません。

顔の正中線をシームにする場合など、途中に開口部のあるオブジェクトではそこでループ選択が止まりますので、さらにシームを追加する必要があります。

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