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環境マップのオブジェクト遮蔽

他の形状によって遮られている状態を、遮られている部分のテクスチャを暗くすることで再現します。

使用方法

  1. 表面材質のマッピングタイプに「環境」を設定します。
  2. 「遮蔽」の値を設定します。

環境マップはシーンを取り囲む全天球からの映り込みとしてテクスチャを形状に描画しますが、その際に全天球と形状の間に他の形状があるかどうかの計算は行いません。また光源の明るさや、他の形状の落とす影の影響も計算しません。そのため環境マップのテクスチャはシーン内での配置状態に関わらず、常に一定の明るさ(テクスチャの明るさ)で描画されます。

遮蔽を設定することにより、他の形状によって遮られている部分のテクスチャを暗く描画し、より自然な状態を再現できるようになります。

重要他の形状で遮られている部分の暗さの調節を行います。値は一定に適用され、遮る形状との距離によって暗さが変化することはありません。

重要遮る形状の部分が暗く描画されるのみで、遮る形状のテクスチャなどは反映されません。

重要環境マップのテクスチャは光源の明るさと他の形状の落とす影の影響を受けません。

遮蔽値
遮蔽されている部分が暗く描画されます。
遮蔽値:0.0(従来の環境マップと同じ)
遮蔽値:0.5(遮蔽されている部分が少し暗くなります)
遮蔽値:1.0(テクスチャの黒と同じ暗さになります)

●「背景を反射しない」との組み合わせ

表面材質ウインドウの「背景を反射しない」と組み合わせることで、特定の形状だけ他の背景を反射させることができます。
遮蔽値:1.0/背景を反射しないオン
遮蔽値:0.0/背景を反射しないオン
遮蔽値:0.0/背景を反射しないオフ

注意反射部分の明るさを調整するもので、形状の落とす影を反映するものではありません。

注意マッピング設定に「環境」を選択した場合のみ「遮蔽」が有効になります。

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