「ファイル」メニュー
図形ウインドウの内容を保存したり、開く/閉じるといった操作のほか、Shade3Dの終了、Shade3D形状データをはじめとする各種ファイルの入出力、印刷に関する設定など、ファイル全般に関する操作や設定を行うことができます。

(左:Windows版、右:Mac OS X版)
- 「新規シーン」
- 現在の図形ウインドウとは別に、新しい図形ウインドウを開き、新規にシーンを作成します。
- 「開く...」
- 「ファイルを開く」ダイアログボックスが表示され、選択したファイルを新しい図形ウインドウ上に開きます。
- 「最近使った書類」(Mac OS X版のみ)
- Shade3Dで最近使用した書類(ファイル)の名称が表示されます。サブメニューから選択することで、そのファイルを開くことができます。これによって、最近使用したファイルはダイアログボックスを使用することなく、簡単に開くことができます。サブメニューから「メニューの消去」を選択すると、「最近使った書類」に登録されているファイルの一覧が削除されます。
- 「閉じる」
- 現在作業中のファイル(図形ウインドウ)を閉じます。作業中の内容が保存されていない場合には、保存するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。
- 「上書き保存」
- 作業中の図形ウインドウの内容を読み込んだ元のファイルに上書き保存します。初めて保存する場合は、「名前を付けて保存」の状態になります。
- 「名前を付けて保存...」
- ファイルを保存ダイアログボックスが表示され、作業中の図形ウインドウの内容をに名前を付けて、新しいファイルとして保存できます。
- 「復帰」(Mac OS X版のみ)
- 現在作業中のファイルを直前に保存した状態に戻します。
- 「シーンファイル情報...」
- 現在作業中のファイル情報を表示します。「シーンファイル情報」ダイアログボックスが表示されます。
参照 「シーンファイル情報」ダイアログボックス
- 「インポート」
- 指定されたファイルから、形状データを作業中の図形ウインドウへ読み込みます。インポートできるファイル形式は、Shade3Dのグレードによって異なります。
参照 ProfessionalとStandardでは、プラグインによって多くのファイル形式をインポートすることができます。
プラグインによってインポートするファイル形式については、「インポート・エクスポート」を参照してください。
- 形状データ...
- Shade3D形状データを作業中の図形ウインドウに読み込みます。
- ポーズ...
- 設定された階層構造のジョイント設定値が保存されているポーズファイル(.shdpse)を読み込みます。読み込む際には、ジョイントの階層構造が一致している必要があります。
- WavefrontOBJ...
- WavefrontOBJファイル(.obj)から形状データを作業中の図形ウインドウに読み込みます。Wavefront OBJ形式のインポートでは、マテリアルやUV情報も取り扱うことができます。
- DXF...
- DXFファイル(.dxf)から形状データを作業中の図形ウインドウに読み込みます。DXFファイルの作成に使用されたソフトウェアの機能の違いなどによって、相違が発生することがあります。
- EPSF
- EPSFファイル(.eps)およびAdobe Illustratorファイル(.ai)のベジェ曲線を2次元形状として上面図に読み込みます。文字フォントをアウトライン化したものや、ロゴマークなどを利用することができます。
- 「エクスポート」
- Shade3Dの形状データをほかの形式に変換して書き出します。エクスポートできるファイル形式は、Shade3Dのグレードによって異なります。
参照 ProfessionalとStandardでは、プラグインによって多くのファイル形式をエクスポートすることができます。 プラグインによってエクスポートするファイル形式については、「インポート・エクスポート」を参照してください。
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- シーンデータ...
- シーン全体をShade3D形状データとして書き出します。
- 形状データ...
- 現在の形状をShade3D形状データとして書き出します。
- ポーズ...
- 名前の先頭に特殊文字「|」が含まれているジョイントの設定値をポーズファイル(.shdpse)として書き出します。
- ロック...
- Professionalのみに搭載されている機能です。シーン全体を任意のパスワードによるイメージサイズ、保存不可、新しい形状の作成不可のセキュリティ制限のかかったShade3D形状データとして書き出します。
- FBX
- 形状をFBXファイル(.fbx)として書き出します。オートデスク社のアプリケーションとのデータ交換に便利です。
参照 FBX
- iClone(Windows版のみ)
- 形状をiClone用のFBXファイルとして出力します。
注意 iCloneエクスポータは、Shade3Dシリーズの次期バージョンで搭載を予定しているReallusion社のiClone 5との連携機能の一部を一足先にお試しいただけるプレビューリリース版です。
注意 iCloneエクスポータを利用するには、お使いのコンピュータにiClone 5および3DXchange4以降がインストールされている必要があります。
参照 iCloneエクスポータ
- WavefrontOBJ...
- 形状をWavefrontOBJファイル(.obj)として書き出します。Wavefront OBJ形式のエクスポートでは、マテリアルやUV情報も取り扱うことができます。
- QTVR Panorama(ver.16から[Legacy])
- Apple社のQuickTime Playerで再生できるVirtual Reality(仮想現実)ムービーとして書き出します。仮想空間に設定した視点を中心に、水平方向の周囲360度を見渡すことができます。
- QTVR Cubic(ver.16から[Legacy])
- Apple社のQuickTime Playerで再生できるVirtual Reality(仮想現実)ムービーとして書き出します。仮想空間に設定した視点を中心に、表示方向を水平方向に360度、垂直方向に±90度回転させることができます。
- QTVR Object(ver.16から[Legacy])
- Apple社のQuickTime Playerで再生できるVirtual Reality(仮想現実)ムービーとして書き出します。仮想空間に設定した注視点を中心に、視点を水平方向に360度、垂直方向に±90度回転させることができます。
- Animation Master(ver.17から[Legacy])
- 自由曲面をアニメーションマスター Ver.4ファイル(.seg)として書き出します。
- DXF
- 現在の形状をDXFファイル(.dxf)として書き出します。
- RIB(ver.17から機能削除)
- 現在の形状をRIB(.rib)ファイルとして書き出します。形状の階層構造や名前を保ったまま書き出すことができます。
- 「印刷...」
- イメージウインドウの内容を印刷します。選択すると、印刷設定用のダイアログボックスが表示され、印刷するプリンタの選択や、印刷部数などの設定を行います。印刷設定用のダイアログボックスの設定方法は、コンピュータのマニュアルなどを参照してください。
参考印刷解像度は、72dpi固定です。高品質な印刷を行う場合には、レンダリングイメージを保存して、画像編集ソフトなどから印刷することをお勧めします。
- 「印刷設定」(Windows版のみ)
- プリンタや印刷用紙サイズの指定など、印刷に関する設定を行います。
- 「用紙設定」(Mac OS X版のみ)
- プリンタや印刷用紙サイズの指定など、印刷に関する設定を行います。
- 「最近使用したシーン」(Windows版のみ)
- Shade3Dで最近使用した書類(ファイル)の名称が表示されます。サブメニューから選択することで、そのファイルを開くことができます。
- 「終了」(Windows版のみ)
- 図形ウインドウの内容をすべて閉じて、Shade3Dを終了します。図形ウインドウの内容が保存されていないときは、保存するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。