ワークスペースセレクタ
用途に合わせてワークスペースを切り替えます。あらかじめ6種類のプリセットが用意されており、ユーザーがカスタマイズしたワークスペースを登録することができます。また、Shade3Dの起動時やシーンの新規作成時に使用するワークスペースの初期値を設定することも可能です。
●ワークスペースとは
Shade3D画面は、大きく分類すると、コントロールバー、図形ウインドウ、ステータスバー、複数のコントロールウインドウで構成されており、これらをまとめて「ワークスペース」と呼びます。
ワークスペースセレクタでは、このワークスペースの表示状態を切り替えたり保存したりすることができます。
注意 コントロールバーとステータスバーは、ワークスペースセレクタでは表示状態を切り替えたり保存することができません。
A:コントロールバー、B:図形ウインドウ、C:ステータスバー、
コントロールウインドウ(D:ツールボックス、E:ツールパラメータ、F:ブラウザ、G:統合パレット、H:ShadeExplorer…など)
ワークスペースセレクタで切り替えたり保存できるのは、ワークスペース内の次の表示状態です。
- 図形ウインドウの分割位置
- 図形ウインドウの各ビューに表示している図面(透視図、上面図…など)
- 各図面の表示モード(ワイヤフレーム、シェーディング…など)
- 各コントロールウインドウの表示/非表示と結合/切り離しの状態
●ワークスペースの切り替え
- ワークスペースセレクタに登録されているワークスペースのボタンをクリックします。
または、「ウインドウ」メニューからワークスペース名を選択します。
●ワークスペースの登録
現在のワークスペースの状態をワークスペースセレクタに登録することができます。
- ワークスペースセレクタの「+」ボタンをクリックします。
または、「ウインドウ」メニューから「ワークスペースを追加...」を選択します。 - 「カスタムワークスペースの保存」ダイアログボックスが表示されますので、登録するワークスペースの名前を入力します。
カスタムワークスペースの保存 - 「OK」ボタンをクリックします。
●ワークスペースの削除/並べ替え
- ワークスペースセレクタの「-」ボタンをクリックします。
または、「ウインドウ」メニューから「ワークスペースを削除/移動...」を選択します。 - 「カスタムワークスペースの管理」ダイアログボックスが表示されます。
カスタムワークスペースの管理 - ワークスペースを削除する場合は、次のように操作します。
- 削除したいワークスペースを選択して、「削除」ボタンをクリックします。
- すべてのワークスペースを削除する場合は、「すべて削除」ボタンをクリックします。
- 並び順を変更したいワークスペースを選択して、「上に移動」または「下に移動」ボタンをクリックして、希望の位置まで移動します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
参考 ワークスペースの並び順は、ワークスペースセレクタの各ボタンをドラッグすることでも変更することが可能です。
●ワークスペースを初期状態に復元
現在のワークスペースの状態を、選択中のワークスペースが登録された初期状態に戻すことができます。
- 「ウインドウ」メニューから「選択ワークスペースを初期状態に復元」を選択します。
●ワークスペースセレクタを初期状態に復元
ワークスペースセレクタの内容を、初期状態(インストール時の状態)に戻すことができます。
- 「ウインドウ」メニューから「ワークスペースセレクタを初期状態に復元」を選択します。
●ワークスペースの初期値の設定
Shade3D の起動時やシーンの新規作成時に使用するワークスペースの初期値を設定することができます。
- 「環境設定」ダイアログボックスを表示します。
- (Winの場合)「編集」メニューから「環境設定...」を選択します。
- (Macの場合)「Shade3D」メニューから「環境設定...」を選択します。
- 「ビュー」タブを表示します。
- 「シーン初期設定」グループの「ワークスペース初期値」ドロップダウンリストからワークスペースを選択します。
- 「OK」ボタンをクリックします。