１枚のイメージを表すクラス。画像の操作に使用する。
| xshade |
| ↑ |
| image |
| convert_bump_to_normalmap | 画像がバンプマップの濃淡画像の場合に、法線マップに変換する |
| convert_rgb_to_grayscale | RGB画像をグレイスケール変換する |
| copy_to_clipboard | イメージをクリップボードにコピーする |
| create_window | イメージを表示するウインドウを作成する |
| difference | イメージの差分を作成する |
| duplicate | イメージを複製する |
| equal | イメージを比較し、等しいかどうかを返す |
| file_exists | 外部参照されたファイルが存在しているかどうかを返す |
| get_pixel | イメージの指定したピクセルの色を返す |
| get_pixel_rgba | イメージの指定したピクセルの色を返す |
| save | イメージをファイルに保存する |
| set_pixel | イメージの指定したピクセルに色を設定する |
| set_pixel_rgba | イメージの指定したピクセルに色を設定する |
| set_real_color | イメージの指定したピクセルに色を設定する |
| set_z | 指定したピクセルのZ値を設定する |
| similar | イメージを比較し、似ているかどうかを返す |
| update | 外部参照されたファイルを読み込み、イメージを更新する |
| bounds | イメージの範囲の矩形 |
| external_reference | 外部参照形状かどうか |
| has_image | イメージを実際に持っているかどうか |
| has_real_color | 64bits以上の色深度のイメージかどうか |
| has_z | Z値を持っているかどうか |
| is_fake | フェイクかどうか |
| is_movie | 動画ファイルかどうか |
| offset | イメージのオフセット |
| path | 読み込みイメージの読み込み先のパス |
| pixel_depth | ピクセルの色深度 |
| pixel_format | イメージのピクセルフォーマット |
| shift | マッピング時のシフト距離 |
| size | イメージのサイズ |
| total_frames | 動画ファイルの全フレーム数 |
xshade.scene().rendering.image（レンダリングイメージの取得） のように、イメージを取得して使用する。
convert_bump_to_normalmap
画像がバンプマップの濃淡画像の場合に、法線マップに変換する。カラー画像は内部的にグレースケールに変換されてから法線マップに変換される。
引数 :
weight : 荷重。値が小さいほど凸凹が小さくなる。
xshade.scene().rendering.image.convert_bump_to_normalmap(1.0)
convert_rgb_to_grayscale
RGB画像をグレイスケール変換する
xshade.scene().rendering.image.convert_rgb_to_grayscale()
copy_to_clipboard
イメージをクリップボードにコピーする。
xshade.scene().rendering.image.copy_to_clipboard()
create_window
イメージを表示するウインドウを作成する。
戻り値 :
windowオブジェクト
引数 :
string : ウインドウのタイトル、省略可能
xshade.scene().rendering.image.create_window()
difference
#レンダリングイメージを別イメージと比較、結果をウインドウに表示する
img_a = xshade.scene().rendering.image
img_b = xshade.scene().active_shape().image
img_c = img_a.difference(img_b)
img_c.create_window('difference')
duplicate
イメージを複製する。
戻り値 :
imageオブジェクト
引数 :
size : イメージのサイズ : 0を渡すとサイズを変更しない
引数 :
bool : size で指定したサイズにフィットするか
引数 :
int : 色深度(32, 64, 128bits)
#レンダリングイメージを変形させて新規ウインドウで開く
img = xshade.scene().rendering.image.duplicate((500, 100), True, 32)
img.create_window()
equal
イメージを比較し、等しいかどうかを返す。
戻り値 :
bool
引数 :
image : imageオブジェクト
参照 :
difference
similar
#レンダリングイメージと別イメージが等しいかどうか出力する
img_a = xshade.scene().rendering.image
print img_a.equal(img_b)
file_exists
外部参照されたファイルが存在しているかどうかを返す。
戻り値 :
bool
#選択したマスターイメージに参照されたimage_objectが存在するかどうか出力する
print xshade.scene().active_shape().image.file_exists()
get_pixel
イメージの指定したピクセルの色を返す。
戻り値 :
rgb
引数 :
int : Ｘ座標
引数 :
int : Ｙ座標
参照 :
set_pixel
print xshade.scene().active_shape().image.get_pixel(10,10)
get_pixel_rgba
イメージの指定したピクセルの色を返す。
戻り値 :
rgba
引数 :
int : Ｘ座標
引数 :
int : Ｙ座標
参照 :
set_pixel_rgba
print xshade.scene().active_shape().image.get_pixel_rgba(10,10)
save
イメージをファイルに保存する。
引数 :
file_path
画像形式は拡張子で指定 :
| ■MacOSX | |
|---|---|
| PNG | *.png |
| TIFF | *.tif, *.tiff |
| Windows Bitmap | *.bmp |
| JPEG | *.jpg, *.jpeg |
| GIF | *.gif |
| OpenEXR | *.exr |
| Targa(32bit版のみ) | *.tga |
| HDR | *.hdr |
| PFM | *.pfm |
| Flash | *.swf |
| Photoshop | *.psd |
| ■Windows | |
|---|---|
| BMP | *.bmp, *.dib, *.rle |
| JPEG | *.jpg, *.jpeg, *.jpe, *.jfif, *.jif |
| GIF | *.gif |
| TIFF | *.tif, *.tiff |
| PNG | *.png |
| OpenEXR | *.exr |
| Targa | *.tga |
| TARGA | *.targa |
| HDR | *.hdr |
| PFM | *.pfm |
| Flash | *.swf |
| Photoshop | *.psd |
#レンダリングイメージをpsd形式で保存する
dialog = xshade.create_dialog_with_uuid()
file_path = dialog.ask_path(False, '*.psd|psd')
xshade.scene().rendering.image.save(file_path)
set_pixel
イメージの指定したピクセルに色を設定する。
引数 :
int : X座標
引数 :
int : Y座標
引数 :
rgb : (32bits/チャンネル RGB HDR)
参照 :
get_pixel
set_real_colorと同じ。Shade7まで別メソッドだったが、現在は内部で連動している。
#Y20の位置にX0からX99まで赤のラインを描画する #イメージウインドウを更新するまで反映されない for i in xrange(100): xshade.scene().rendering.image.set_pixel(i,20,(1.0, 0.0, 0.0)) xshade.image_view().update()
set_pixel_rgba
イメージの指定したピクセルに色を設定する。
引数 :
int : Ｘ座標
引数 :
int : Ｙ座標
引数 :
rgba :
参照 :
get_pixel_rgba
xshade.scene().active_shape().image.set_pixel_rgba(10,10,(1,1,1,1))
set_real_color
イメージの指定したピクセルに色を設定する。
引数 :
int : X座標
引数 :
int : Y座標
引数 :
rgb : (32bits/チャンネル RGB HDR)
アルファチャンネルには1.0(不透明)が設定される
set_pixelと同じ。Shade7まで別メソッドだったが、現在は内部で連動している。
#Y20の位置にX0からX99まで赤のラインを設定し、ウインドウで開く #イメージウインドウを再表示すると反映される for i in xrange(100): xshade.scene().rendering.image.set_real_color(i,20,(1.0, 0.0, 0.0)) xshade.scene().rendering.image.create_window()
set_z
指定したピクセルのZ値を設定する
引数 :
int : X座標
引数 :
int : Y座標
引数 :
float : Z値
xshade.scene().rendering.image.set_z()
similar
イメージを比較し、似ているかどうかを返す。
戻り値 :
bool
引数 :
image : imageオブジェクト
#レンダリングイメージと別イメージが似ているかどうか出力する
print xshade.scene().rendering.image.similar(image_b)
update
外部参照されたファイルを読み込み、イメージを更新する。
戻り値 :
bool
引数 :
frame : 数値 : 読み込みを行うフレーム（動画ファイルの場合）
#外部参照しているイメージオブジェクトを更新する
image_object.update()
bounds
#レンダリングイメージの範囲の矩形を出力する
print xshade.scene().rendering.image.bounds
external_reference
外部参照形状かどうか。
型 :
bool
print xshade.scene().active_shape().image.external_reference
has_image
イメージを実際に持っているかどうか。
型 :
bool : False : empty_image()などの空イメージ
#イメージオブジェクトがイメージを持っているかどうか出力する
print image_object.has_image
has_real_color
64bits以上の色深度のイメージかどうか。
型 :
bool : True : レンダリング設定で色深度を64bits以上に設定したレンダリングイメージまたは、HDRI対応の画像形式から読み込んだイメージ
#レンダリングイメージが64bits以上の色深度のイメージかどうかを出力する
print xshade.scene().rendering.image.has_real_color
has_z
Z値を持っているかどうか。
型 :
bool
#レンダリングイメージがZ値を持っているかどうかを出力する
print xshade.scene().rendering.image.has_z
is_fake
フェイクかどうか。
型 :
bool
フェイク：サイズ、色深度などの情報のみを持ち、内部的に使用されるダミーのイメージ。
#レンダリングイメージがフェイクかどうかを出力する
print xshade.scene().rendering.image.is_fake
is_movie
動画ファイルかどうか。
型 :
bool
#レンダリングイメージが動画ファイルかどうかを出力する
print xshade.scene().rendering.image.is_movie
offset
イメージのオフセット。
型 :
size
#レンダリングイメージのオフセットを出力する
print xshade.scene().rendering.image.offset
path
読み込みイメージの読み込み先のパス。
型 :
file_path
print xshade.scene().active_shape().image.path
pixel_depth
ピクセルの色深度。
型 :
int
#レンダリングイメージのピクセルの色深度を出力する
print xshade.scene().rendering.image.pixel_depth
pixel_format
イメージのピクセルフォーマット。
型 :
int : 0:(u1_8)、1:(u1_32)、2:(u4_32)、3:(f1_16)、4:(f1_32)、5:(f4_64)、6:(f4_128)
「u」は「符号なし整数型」、「f」は「浮動小数」
カッコ内は（[Type][Channel数]_[Bits]）を表す。
例）(f4_128)→１ピクセル＝128ビット浮動小数×４
print xshade.scene().active_shape().image.pixel_format
shift
マッピング時のシフト距離。
型 :
float2 : 0.0~1.0の範囲内
#レンダリングイメージのマッピング時のシフト距離を出力する
print xshade.scene().rendering.image.shift
size
#レンダリングイメージのサイズを出力する
print xshade.scene().rendering.image.size
total_frames
動画ファイルの全フレーム数。
型 :
int
#動画ファイルの全フレーム数を出力する
print xshade.scene().active_shape().image.total_frames